パラセタモール (Paracetamol)

パラセタモールは穏やかに作用する消炎鎮痛剤です。
炎症に伴う痛みや熱を和らげます。
空腹時でも服用でき、副作用が軽減されているため眠気がきません。

◆主な効能
頭痛、耳痛、症候性神経痛、腰痛症、筋肉痛、打撲痛、捻挫痛、月経痛、分娩後痛、がんによる疼痛、歯痛、歯科治療後の疼痛、変形性関節症など

パラセタモールはアニリン系の消炎鎮痛剤です。
アニリン系の消炎鎮痛剤は効果が緩やかで副作用が比較的少なく安全性が高い医薬品と言われています。

有効成分のパラセタモール(アセトアミノフェン)はタイレノール、カロナールなどの薬と同じ成分でカゼやインフルエンザによく効きます。 ただし、対症療法のため熱や痛みの原因を治療することはできません。

製造元：NEW LIFE PHARAMA CO.,LTD

《頭痛、耳痛、腰痛症、筋肉痛、打撲痛、捻挫痛、月経痛、歯痛などの疾患による鎮痛の場合》
通常、1回300～1000mgを経口服用し、服用間隔は4～6時間以上とする。
なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日総量として4000mgを限度とする。
《急性上気道炎（急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む）による解熱・鎮痛の場合》
通常、１回300～500mgを頓用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
ただし、原則として１日２回までとし、１日最大1,500mgを限度とする。
《小児における解熱・鎮痛の場合》
通常、幼児及び小児はアセトアミノフェンとして、体重1kgあたり1回10～15mgを経口服用し、服用間隔は4～6時間以上とする。
なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日総量として60mg／kgを限度とする。ただし、成人の用量を超えない。また、空腹時の服用は避けることが望ましい。

1回服用量の目安は下記のとおり。

・体重10kg…1回 100～150mg
・体重20kg…1回 200～300mg
・体重30kg…1回 300～450mg
※いずれの用途にも服用する際は空腹時を避けることが望ましい。 また、多めの水と一緒に服用してください。

【飲み忘れた場合】
飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。
ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。 絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

吐き気、食欲不振など。
必要以上に服用してしまった場合は腹痛や下痢を起こしやすくなります。

胃潰瘍、血液の病気、肝臓病、腎臓病、心臓病、喘息などの人は病状により使用できない場合がありますので服用前に医師に相談してください。
アスピリン喘息（鎮痛薬や解熱薬で喘息発作を誘発）の方は使用できません。
市販のカゼ薬や消炎鎮痛剤と併用しないでください。
血栓の薬のワルファリン（ワーファリン）を使用中の方は本剤を服用できません。

<注意！>この医薬品は国内では医師の処方が必要な要指示薬です。上記薬品の説明文は各製品の販売国においての説明書記載内容(英文)を要約したもので、用法用量などが日本国内の医師･薬剤師の指示とは異なる場合があります。従って輸入医薬品の使用にあたっては、ご自身の責任において参考までとしていただき、詳しくは担当医または薬剤師にご相談下さいますようお願い致します。当社ではいかなる責任も負いかねますことをご了解ください。